これでパットが得意と言える!ロング&ショートパットのコツ
ゴルフが上手な人の共通点は、やっぱりパットがとても得意なこと。
距離感が難しいロングパットもプレッシャーのかかる1メートルのショートパットも中途半端なプレーをせず絶対に外さない。
そこでパットが得意と言えるゴルファーになるための上達方法をご紹介します。
パッティングの基本
パットが得意になるには、意外と簡単なことにあります。
それは「手首を柔軟にすること」と「リズムよく振ること」を基本とすること。
ロングパットもショートパットも、手を固めるのはNGなのです。
【グリップ】
パットは「手首を固定してストロークしましょう」とよく言われますが、手首を固めたままではストロークに滑らかさが出ず、リズムも生まれません。
そこでグリップの力加減は、アドレスでパターの重さが感じられる程度にソフトに握るのがベストとなります。
【アドレス】
アドレス時にヘッドを数回軽く浮かせて上から吊るす感じを出すと、ヘッドの重さを感じやすくなります。
その際、ボールの位置は目の真下が目安です。
【ストローク】
パットのストロークは「イチ、ニー、サン」の三拍子。
イチでアドレス、ニーでテークバック、サンでインパクト。
そうするとヘッドの重さでフォロースルーへと自然に振り抜くことができます。
これでパットを得意と言える
どんなパットも得意と言えるように、次のことに取り組んでみましょう。
【ロングパットの距離感の合わせ方】
ロングパットは、ファーストパットが近くに寄らないと良いスコアに結びつきません。
この距離感を合わせるには、アプローチ感覚で打つのがコツです。
カップの近くに寄せるには、1メートルくらいの大きな円のカップを想定すること。
ロングパットのライン読みはアバウトでOKとなります。
3パットや4パットのミスを減らすには、ロングパットを1パット圏内に寄せることが先決で、その距離感が大きなポイントとなります。
【ラウンド中の注意点】
ラウンド中の注意点は、グリーンに上がる前からグリーン全体の傾斜を観察すること。
傾斜はまちまちですが、ラインはあまり難しく考えずアバウトでOK。
それよりピンを見たままで素振りを数回繰り返し、距離感のイメージを高めることが重要です。
距離感が合わない人はボールばかり見てしまいますが、ロングパットが上手な人は、ボールよりもピンの方向を見る時間が長いのです。
5メートルくらいのミドルパットを打つ時は、ラインを深めに読むのがポイント。
そしてボールの先にスパット(目印)を設定し狙った方向にしっかり打ちましょう。
【1メートルを入れるにはスクエア感覚が重要】
意外とポロッと外しやすい1メートルのパット。
この距離のパットでは、アドレス時にカップが視界に入ってもキョロキョロしないこと。
インパクト前に目線をカップに向けたり頭が左に流れると、フェースをスクエアにキープできずにカップを外しやすくなります。
スクエア感覚を高めるためには、ボールの線をカップにまっすぐ向けて置くのも良いでしょう。
そして左耳でカップインの音を聞くまでは両目を絶対に動かさないでストローク。
これがカップイン率を高めるポイントです。
【ショートパットの方向性】
ショートパットは方向優先なので、ストレート感覚がとにかく重要です。
ところが、このストレート感覚が意外とわかりにくい。
この対策として、6本のティを刺して1メートルをまっすぐ転がす練習をしましょう。
練習グリーンで1メートルのストレートラインを見つけ、そのラインを挟むように6本のティーを手前に3本と向こう側に3本刺しておく。
その間でストロークをしてヘッドがティに当たらないように動かせたら、カップイン成功です。
まっすぐを視覚的に覚えることで不安を解消でき、ショートパットに自信がつくでしょう。
まとめ
ゴルフのショットがどんなに上手でも実際スコアを決めるのはパット。
このパットの基本を改めて確認した上で、ロングパット、ショートパットそれぞれのポイントを押さえましょう。
そうすると、ただ何となくラインを読んでストロークしていたパッティングが見違えるほど変わるでしょう。